地域限定保育士試験とはどのような内容のものなのか

日本では保育に従事する人材の不足が問題となって久しいですが、2015年に厚生労働省はこれを解消するための施策として地域限定保育士試験を初めて実施しました。


これは国家戦略特区に指定されている地域限定で実施され、合格者は登録手続きを経て、受験した自治体のある都道府県内で3年間保育や児童福祉に関する業務に従事できるようにでき、3年経過するとすべての都道府県で保育等の業務に従事できるようになります。

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2015年に実施された地域限定保育士試験は、筆記が10月下旬、実技が12月中旬に行われました。


受験資格は通常の保育士試験と同じで、大学や短大を卒業もしくは卒業見込みとなっていれば学部や学科に関係なく無条件で、在学中であっても一定の単位以上を取得していれば受験することができ、中卒や高卒の人であっても児童福祉施設で一定期間実務を経験していれば受験資格が得られるとされました。

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2015年は通常の保育士試験とほぼ同様の形式で実施されましたが、2016年の実施分から実技については免除制度が導入されることが検討されています。



厚生労働省の検討会で議論された内容によると、実技の受験免除は、筆記の合格後に4日から5日程度、計27時間程度の日程で実施される実習を受講することを条件とすることが検討されています。
検討内容通りになれば、実技のための練習が不要となり、筆記のみに集中して受験対策をすることができるようになりますが、2016年度からは通常の保育士試験も年2回の実施になることから、免除制度の導入が受験者数の増加につながるかどうかは不透明です。